院長ブログ

4月1日

2020年3月31日

4月1日、ご存じエープリルフールです。今年はコロナウィルスのこともあり懸念されるのがコロナがらみのフェイクニュースやデマ。シャレにならないのでこの手のフェイクやデマは是非とも流さないで頂きたいものです。エープリルフールに限らず、先日のトイレットペーパー騒動のような出所や根拠のはっきりしない情報は鵜呑みにしないように気を付けないといけないですね。さしあたり今回の新型コロナに関する情報は厚生労働省をはじめとする官公庁が発信するものが一番確実だと思っております。判断に迷ったらまずは公の機関から発信するものを当てにするのがよいでしょう。動物につきましてもエビデンスのはっきりしたものをここでは挙げてまいりますが、もし不安を感じましたら農林水産省、厚生労働省、国立感染症研究所、日本獣医師会のウェブサイトを見てください。

 

写真は病院待合室から見える桜。ほぼ満開になりました。


新型コロナウィルス犬感染について日本獣医師会がコメントを出しました。

2020年3月17日

先日香港で見られた新型コロナウィルスCOVID-19の人から犬への感染例について、令和2年3月9日に日本獣医師会がコメントを発表しておりました。皆様にご連絡するタイミングが遅くなってしまいごめんなさい。以下にその文面をそのまま掲載いたします(日本獣医師会のホームページにも同じ文面が載っています)。

「ペットの犬に低レベルの新型コロナウイルス感染が見られた」とする香港政 府の発表について

香港・漁農自然護理署が2月28日、新型コロナウイルス感染者の家庭で飼育 されていた犬から同ウイルスの弱陽性反応が出たと発表したことについて、日 本獣医師会は、「 犬にウイルスが感染し、犬の体内で増殖して排出されたと確認 されてはいません。」とする見解を発表しました。

その後香港政府は 3 月 4 日、ペットの犬の検査を繰り返した結果、新型コロ ナウイルスの低レベルの感染があったことを示す所見が見られ、人から犬にコ ロナウイルスが感染したと思われるとする発表を行いました。 https://www.info.gov.hk/gia/general/202003/04/P2020030400658.htm

日本獣医師会といたしましては、現時点では感染サイクルの主体は人ですが、 感染した人と濃厚接触のあったペット動物への感染の可能性は否定できないと 考えます。

したがって、新型コロナウイルス陽性となった飼い主と接触のあった犬につ いては、飼い主と同様に人や犬等との接触を避け、仮に臨床症状が認められた場 合には、かかりつけの獣医師とも電話相談のうえ、国立感染症研究所獣医科学部 に問い合わせてください。

いずれにいたしましても、現時点では、飼い主がしっかりした感染防御の対応 をとることが、ご自身のペット動物を感染から守るためにも、最も重要だと考え ます。

令和2年3月9日

公益社団法人 日本獣医師会

ということだそうです。人に対する対策と基本同じですね。感染防御、頑張るしかなさそうです。あまり神経質になりすぎないようにしばらく様子を見ていきたいと思います。


新型コロナウィルスCOVID-19に関する追記

2020年3月6日

2月24日のブログに「新型コロナウィルスは現在のところ人から犬猫への感染はなく、また猫・犬のコロナウィルスが人へ感染することはありません。」と書きましたが、昨日3月5日香港で人から犬への感染と思われる症例報告が発表されました。今回の症例は飼い主さんがまずコロナ感染者であり飼い犬のポメラニアンにうつってしまったようですが、もしかすると感染したのではなくウィルスが付着しただけの可能性もあるらしいです。鼻汁等からの検査で疑陽性反応とのことなのでどちらの可能性も考えらるようです。当該犬は現在隔離されて経過観察状態ですが、今のところ症状は出ていないということです。問題なければ飼い主さんのもとへ帰る予定だそうです。

この件について今のところ厚生労働省、農林水産省、日本獣医師会から正式なコメントなどは出ていないのでいたずらに警戒する必要はないのかなと思いますが、もし本当に人から犬(その他のペットにも)へ感染がおこるのであれば、まず我々が彼らに移さないよう手洗い、うがい、消毒、咳エチケットを励行することが大事だと思います。官公庁などから正式なコメントが出ましたらまたご報告いたしますが、間違ってもペットを遺棄するような馬鹿なことは考えないように!!


新型コロナウィルス(COVID-19)について

2020年2月24日

巷を騒がせております新型コロナウィルス COVID-19 ですが、何軒かお問い合わせをいただいていますので少々ご説明させていただきます。というのも犬の6種混合以上のワクチンのなかに犬コロナウィルスと記載があり、またネコの伝染性腹膜炎(FIP)の原因ウィルスがコロナウィルスということもあって不安を感じられたオーナー様もおられるのではないかと思います。結論から申し上げますと新型コロナウィルスとこれら犬・猫のコロナウィルスは型が違うので新型コロナウィルスは現在のところ人から犬猫への感染はなく、また猫・犬のコロナウィルスが人へ感染することはありません。

コロナウィルスにはアルファ、ベータ、ガンマ、デルタの4タイプがあります。今回の人の新型コロナウィルスCOVID-19はベータに属します。SARSやMERSもベータ型です。一方犬・猫のコロナウィルスはアルファ型に属します。したがって同じコロナではあるけれどタイプは別物ということです。ひとまず安心していただいてよいと思います。

COVID-19については、やはり感染防御をしっかりしておくことがよいと思います。うがい、手洗い、マスクの着用を心がけてください。新型コロナウィルスを含めたコロナウィルスはウィルス表面にエンベロープという膜を持っています。この膜をを破壊すると簡単にやっつけることができます。方法はアルコールによる消毒や煮沸消毒(60度のお湯で約30分または100度で1分間)で退治可能です。また紫外線にも弱いです。ただし冷たいのには強いです。マイナス70度で数年生き延びたデータがあるそうです。

いたずらに怖がらなくてもと思いますが、予防線はしっかり張っておいたほうがよさそうですね。

 


FM伊東なぎさステーションで番組を開始しました

2019年11月27日

2019年4月からコミュニティラジオ放送FM伊東なぎさステーションで「なぎさペットクリニック」という番組を始めました。

周波数76.3MHzで聴取できますが、インターネットサイマルラジオ放送でも聞けます。JCBAインターネットサイマルラジオのホームページから東海地方をクリックし「エフエムなぎさステーション/静岡県」を選んでいただき<LISTEN♪>をクリックしてください。インターネット環境下であればPC,スマホ、タブレットで世界中どこでも聴くことが出来ます。すごい世の中になったものです。

番組は毎週火曜日の午後2時から、木曜日の午後8時から、土曜日の午前6時と午後1時から、ともに1時間の放送です。宜しくご試聴を。

JCBAインターネットサイマルラジオ
なぎさペットクリニック(FM伊東なぎさステーション パーソナリティブログ)